MTB乗ってる方からは今さら~。ですが。
チューブレスタイヤが外せないんです。と。
完成車でも最近多い組み合わせ。チューブレスレディ(以下TL)対応リム、TLタイヤがついていて、中にチューブが入っている状態。シクロクロスの完成車なんかもそうですね。
この手のタイヤを外そうとした時に外せないんです。と。
MTBではスタンダードなTL。ロードバイクを主に乗ってきた方が経験してきているチューブレスとほぼほぼ同じなんですが、ちょっと違う。
何が違うかと言うと。
ハンプという赤丸の部分。TLはここのハンプがわりと大きめ&専用のリムテープを貼り、シーラント。
ロードのチューブレスはリムにバルブ穴のみでリムテープは不要。
実際の写真。上がMTBのTL。下がロードのチューブレス。
ロードのチューブレスの場合は、そもそもハンプが小さい、リムテープを貼らない なのでタイヤを外す時にビートを落とす作業。つまり、真ん中のくぼみにタイヤのふち、ビートフックを落とすのも、グっと押し込めばパコっと外れるんです。全周、両側を真ん中のくぼみに落とせば、後はレバーで外すだけ。
これは皆さん経験済みですね。
おっと、この作業もマビックの新しいチューブレスは最高です。私は外すのも嵌めるのもレバー無しで出来ます。それぐらい超楽。
何と今なら店頭在庫アリ!!!!
話を戻します。
で、TLタイヤ。ハンプが大きい&テープを貼るので、嵌め合いが少しキツくなる、とゆうか滑りが悪いとゆうか。
この山になっているハンプを乗り越えないといけません。
シクロクロスだったりMTBのタイヤ、特に最近は+規格と言われる太めのタイヤはグっと押し込んでも、ただただベコるだけ。
お客さん、格闘中w
これからコツをお伝えします。
タイヤを嵌める時の最後の格闘。皆さん経験ありますね?
あれです。
そう。これ。
グっと上に親指全部を使って持ち上げる。これをイメージして下さい。
こんな感じ。
ここが踏ん張り所。気合いです。
そこをガイドに1周グルっとビートを落とし、反対側も同様に。
後はわりと楽にタイヤを外せるはずです。
この「ハンプを乗り越える」を覚えておけば、ライドに出掛けてパンクしても泣かずに済みます。
もう既にTL対応ホイールをお持ちで、トライした事のない方はシーズンインする前の今! やってみておいた方がいいですよ。
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